【英語の発音】脱カタカナ英語をめざすマインドセット
英語の発音、うまくなりたいけど、なんか恥ずかしい…。
ネイティブぽく音読すると、浮いてる気がする…。
わかる、わかるよ君の気持ち。
だけど、実は発音って、いっちばん楽しくやりがいのあるパートなんだ~!
てことをお伝えしたくて、心の持ちようについて、書きます。
英語発音はパフォーマンスだ!
筆者は子ども時代、ごっこ遊びが大好きで、
プリキュアになったり、一人学園ドラマやったり、
それはそれは大女優でした。///
吹奏楽部と軽音サークルで、いっぱいステージに立ったのも楽しかったです。
パフォーマンスをしているときって、
”誰か”になれるのが魅力じゃないですか。
英語の発音も、会話も、同じように考えるようにしました。
自分はバイリンガルのクールな姉ちゃんだ…!って思い込んで、なりきって、
英語を話すペルソナ(人格)を生み出すようにしました。
発音に加えて、イントネーションとか、
身振り手振りとか、表情の使い方とか、
全部、演奏といっしょ、演技といっしょ、”表現”なんだ、と捉えることで、
テクニックとかセンスとか磨きたいな~、
もっと上手になりたいな~、と思えてきます。
過去に発音をからかわれたのが辛くて、がんばれない人は、
ぜひパフォーマンスと思って。
本来の自分と切り離して、練習するといいのではないでしょうか。
こんな言い方をすると
英語話してるときの自分って本来の自分じゃないの…??とか
本当の自分って…??とか、哲学的な話になってきそうですが、
マルチリンガルって、言語ごとに多少のキャラ変があるものです。
ヨーロッパで会った友達は、3つくらい話せる人が多くて、
英語のときはけっこうオラオラ系なのにフランス語めっちゃソフトやん…
っていうことも多かったです。
人間いろんな面があっていいと思います。(?)
英語と日本語の音素について
音素という言葉を知っているでしょうか?
ひとつの言語のなかで、同じ音とみなされるもの、その集まりのことです。
日本語の音は「あいうえお」という5つの母音をベースにしますね。
子音や半母音を合わせると、23の音素を持つ言語らしいです。(音韻理論というのがあって、諸説あります。)
一方で、英語では大きく分けて10の母音があるそうです。
あなたが話したい外国語には、もっとたくさん母音があるかもしれません。
もっとたくさんの音素があるかもしれません。
それを無理矢理、カタカナに当てはめたいなんて、
非常に傲慢ではありませんか?
発音を大切に考えることは、言語へのリスペクトだと思うんです。
謙虚に、音と向き合って、まねしましょう。
(できれば発音記号も見ましょうっ!!)
興味がある人は、この記事がおもしろかったです!
communicationdoodle.blogspot.com
「LとR」論争:音の違いを認知する
日本人はRとLの発音に苦戦するとよく言われますが、
「”Right”と”Light”、どっちもライトじゃないの~~」というのは
英語話者が、シンプルに理解できない世界のはずです。
どのくらい理解できない世界かというと、
わたしが日本語を教えているベトナムの生徒さんが
「ようしが好きです」と言ってきて、
(ようし…???ようしが好き??外見が好きってこと?コピー用紙のこと?)
って、実は「上司(じょうし)」のことだったという話があるんですが、
こんな感じじゃないでしょうか?
わたしたち日本語話者が、
さすがに「よ」Yoと「じょ」Jyoは違うやないかい、と思うことと同じように、
英語話者にとって、
さすがに”Right”と”Light”って違うやないかい、の世界ですよね。
なので、謙虚に受け止めて、注意して発音したくないですか?
LとRに特化した発音練習動画を見てやってみましょ~。
音の違いを認知する、というだけで 、
すぐに発音できなくても、まずは耳が良くなります。
また、「リンキング」についても、知識として持っているだけで、
ぐ~っと聞きやすくなりますし、発音の助けになります。
かなりリスニングも、得点伸びるはずです。
英会話上達への早道「リンキング」とは?英語のリンキングの法則とトレーニング方法 | 短期集中ビジネス英会話トレーニングALUGO(アルーゴ)
まとめ/おすすめYouTube動画
いろいろ言いましたが、ネイティブ発音目指す必要はあんまりないと思ってます!
この時代、多少訛っていてもおっけーで、
国際的な場で通用する英語がいちばん大切だと思います。
伝えたかったのは、音の違いを楽しもうっていうマインドセットなんです。
そして、世界の英語を聴いて理解できるようになる、
これを目指すには、カタカナの呪縛を解いた方がいいってことなんです。
どんだけ発音がおもしろいか、
YouTubeでだいじろー氏の動画を漁るとわかるでしょう。
人によって、地域によって、発音/アクセントってまっったく違います!
聞き慣れてくると、英語を聴いたら、この人どこ出身かな~って
当てられるようになります。
タイなまりの英語のものまね、とか
韓国人が話す日本語とか、
だまされたと思って彼の動画いくつか見てくださいっ!
しかも彼レッスン動画もいっぱいあげてるから、
やる気があふれ出してきた人は一気見するとよいでしょう。
今日は精神的なところから英語の話をしてみました~。
では、また読んでね!☆