IELTS初受験レポ【海外留学】【独学】
IELTS を初めて受けてきました!
エイゴタソ。と申します。
ドイツの大学院に進学すべく、
2020年8月末に京都大学にて、IELTS Academicモジュールを受験しましたので、
ざっくりとした感想や、当日の流れを書き残したいと思います。
(※2021年現在、日本での就職活動に切り替えています!)
当日スケジュール
IELTS 受験生の朝は早いです。会場に試験30分前には到着し、受付を済ませます。自粛期間にすっかり夜型人間となってしまい、なかなかきついものが。
公式で公開されているのがこちらです。実際にも、この通り運営されました。
試験開始 | 9:00頃 |
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問題冊子・解答用紙配布 | 9:00〜9:20 |
ライティング(60分) | 9:20〜10:20 |
回答用紙・問題冊子回収、配布 | 10:20〜10:30 |
リーディング(60分) | 10:30〜11:30 |
回答用紙・問題冊子回収、配布 | 11:30~11:40 |
リスニング(40分) | 11:40〜12:20 |
回答用紙・問題冊子回収 | 12:20〜12:30 |
各セクションの手応え
ライティング
ライティングは二問あります。
第一問目が、図やグラフからわかることを150語以上での要約、
第二問目は、あるトピックについての自由エッセイです。
この形式はずっと変わりません。
正直、いちばん自信がないセクションです。
一度オンラインのサービスを使って添削してもらった程度で、
思い切り練習不足の状態で受けています;;
とりあえず、実力を知るための様子見です…。
一問目は、内容自体は比較的取り組みやすかったです。
とある大学のキャンパスマップが2000年と2015年の二つ示され、これらを比較しなさいとのこと。
つまり、15年間で、大学施設にいくつか部屋が追加されたり、まったく新しい建物ができていたり、駐車場が出来ていたり、発展している要素を述べるという問題でした。
が、どんな構成で言うべきだったのか…。とにかく全ての変更点をあげるようにはしました。これで何点くらいなんだろう。
二問目では、いきなり
「人生においていちばん大切なのは仕事であり、キャリアに満足できなければその人生は無意味である」と
衝撃のステイトメント。これに賛成か反対かを述べるというものです。
大反対ですーーー!と、感情的に書きなぐってしまった気しかしない!
わたしのぐだぐだエッセイは
「自分が本当に好きなことができれば、人生は豊かである。」から始まり、
架空の友人を作り出し、「大企業で順調に出世したけれど、自分の本当にやりたいことを実現するため、辞職して世界を旅し始めた」というエピソードを盛り込みました…。
どう評価されるんだろうか。
それからいちばん大切な語数250語以上を、しっかり数えられないまま終わってしまいました。。
一行におよそ10単語って決めていたから、ぎりぎり25行は書いたんだけど、
数語足りない可能性もなきにしもあらずです。
みなさんは気をつけてください!
リーディング
論文や記事を全3パッセージ読み、20分ずつを目安に解きます。
基本的に、問題を先読みしてからパッセージを読みます。
この時間配分が肝で、ひとつの問題に迷っていると、後々痛い目を見ます。
えいやっと心を決めてかかりましょう。
本番は、1問目2問目をおよそ18分ずつこなし、最終問題に備えられたんですが
時間があったとて、すごく焦ってしまうものなんです…。
3問目だけよく覚えてるのですが、「視覚から得る情報がいかに不正確か」っていう話でした。
とある研究者は、「わたしたちは重要でないと判断した情報は、見えていない」と述べ、またある研究者は、「視覚には、わたしたちの固定観念が反映され、都合のよいように情報を書き換えている」と述べ、、ていたような。
誰がなんと言っているか、研究者の主張を選ぶ問題に苦戦しました;;
ひとつずつ探していけばよいのだろうけど、
焦って、わかるところから、と思って、ばらばらに手を付けたのが良くなかったかもしれません。とはいえ、これまでの勉強してきた感じとさほど変わらない手応えなので、
7割くらい出来ていたかなあ。。。
リスニング
こちらも、先に問題文を読んでから取り組みます。
また、解答用紙に書き写す時間を10分間取ってくれます!ので、
気にせず、問題文を読み込むことに集中すべきでした。
いちばん最初に、定番ともいえる電話番号聞き取り問題があったのですが、
いきなり"アイ"と言ってきたので固まってしまいました。。。
アイってなんだ?
1のこと?それとも8(Eight)がなまっているとか?
その話者は、todayを”トゥダイ”と言ったりしていたので、
おそらくオーストラリアのアクセントなのかな~と思いました。
出鼻をくじかれて結構へこみました。
中盤でも、選択肢の単語が、全部会話に出てきて(当たり前か)
確信ないまま答えたやつがいっぱい。。。
終盤、なんとか持ち直しましたが、まだまだだなあと痛感しました;;
スピーキング
午後に、指定された時間で、1対1のスピーキングテストをします。およそ20分間です。
3つのパートがあり、まずは日常的な質問、そして与えられたトピックに対し2分間のスピーチ、最後にスピーチをもとにディスカッションをします。
大柄で金髪の男性の試験官でした。それだけで緊張してしまう。
なかなかフランクで相づちも打ってくれるし、良い人でした。
ただ、表情に出まくりの人で、彼が笑顔のときはきっとうまく話せていたのだろうし、
彼がきょとんとしているときは、論点がずれていたか、
申し訳なさそうな顔をしているときは、あまりにもトンチンカンなこと言っていたのだろうなあ…。と。
とにかく意識したのは、聞かれていなくても理由を述べるようにすることです。
「公演によく行きますか?」と聞かれたら
「はい、毎週末に行きます。犬の散歩をし、リラックスするためです。」など。
もちろん作り話ばっかりです。犬は飼っていません。
2問目のトピックは、制服についてでした。わたしは吹奏楽部に所属していた頃の、マーチングバンドのユニフォームについて話しました。
ただ、いかにその制服が大切で思い出深いか、という話になってしまい、
後のディスカッションの内容からすると、かなりずれていたんだろうな、と後悔。
「学校の制服にはどのようなメリットがありますか?」
「子ども達が制服を着たがらないのはなぜだと思いますか?」
「制服は企業への忠誠心を高めるのに役立ちますか?」
などなど。
返答につまることはありませんでしたが、
内容が微妙だっただろうなと思いました。。
とっさに"回答らしい"返答ができるのって、やっぱり過去問こなしていくのが
近道なんでしょうか?
スピーキング対策にわたしが使っていたオンライン英会話はこちらです。
よかったら無料体験レッスン受けてみて下さいね。
IELTS に特化したコースもあります。
余談:待ち時間に京大周辺をぶらり
スピーキングの時間は事前にメールが届いております。
わたしの場合は15:40~だったので、午前の筆記試験終了後から
かなり暇を持て余しました。
せっかく京都大学に来たんだから、ってちょっとした観光もしちゃいました。
”京大第二の図書室”進々堂
アニメ映画のラストシーンに出てくるカフェに訪れちゃいました。
レトロでアカデミックで、さすが京都大学前によく似合うなあと。
おそらく中国からの留学生であろう、男性3人が、PCとノートに忙しそうに書き込みながら、ディスカッションなさっていました。
コロナの影響で、すっかりグループワークの機会を奪われてしまったので
羨ましい限りでした。
以上、IELTS 初受験直後の感想でした。
また結果の通知が来たら点数を公開します~~。
いっしょに勉強している方と、高め合えたら嬉しいです!