へなちょこ英語

へなちょこ学習者のための英語資格勉強法

わたしが英語を勉強する理由~大学入学編~

今回も、自分語りにお付き合いいただければ。

ちっちゃい世界で「英語が好きな自分」

を確立していたエイゴタソ。ですが、

大学では、「なんでもない自分」と向き合うことになります。

 

 

高校時代のお話をしました、前回の記事はこちら!

heavymetalic417.hatenablog.com

 

 

 入学ほやほやの4月当時、

人生初のTOEIC公開テストを受けたわけですが、

膨大な問題量で最後までたどり着けず、結果は600点でした。

 

び…微妙…。

 

けっこう良い点数じゃんって思ってくださった方も

いるかもしれないけど、

「英語得意です」って言うには、

ずいぶん弱い結果かなぁ;;と思います。

 

 

周りは既に英語ぺらぺらで、お勉強できるな~って感じの

同級生がいっぱいいると思いました。

 

700点800点900点、たくさんいましたね…。

 

高校時代に持っていた自信はくずれさっていきました。

というか、そもそもが、

点数の世界で維持されていたような自信だったのです。

 

授業でも、ネイティブの教員とガンガン喋っていくぜって意気込んでいたけど、

いざ目の前にすると萎縮してしまいました。

 

初の英語担当が、超絶ブラックでビッグな先生でした。

生アフリカンアメリカンの迫力にびびり散らかすの巻。

声でかいし、鼻歌でノリノリだし、すげーって。

それくらい、「外国人」とも接したことがなく、

とにかく世間知らずだったんですね。

 

結局特別なことは何もできず、

みんなと同じように座って講義を受け、

課題をやって、それなりの1年生だったと思います。

 

 

バイトとかサークルとか運転免許とか、

いろんなことに手を出して、

ライブにも行って、映画も見て、

たくさん遊んで、

学生生活謳歌しました。

 

こうやって楽しんでいるうちに、

あっというまに卒業して、

 

なんにも達成せずに終わるんだろうか、

そんなことを考えて、、、。

 

 

なので、

1年間の留学」という目標は、

わたしがぶれないための支柱でした。

 

たぶん受験のときくらいから、

「1年間の留学」っていうのは決めていました。

何がしたかったわけでもない

とにかく飛び出したかったんだと思います。

 

ぬくぬく生きていたくない、

わたしは1年行くよって、

周りの友達にずっと宣言していました。

それが自分に言い聞かせることにもなっていました。

 

 

(※誤解されたくないのですが、

 

わたし個人が、自分のためにやらなきゃ、

と思っただけで、

 

他の方の人生や学生生活に何の意見もありませんし、

褒められたいわけでもないのであしからず…。)

 

 

わたしはよく、芯がある、とか

自分を持ってる、とか

尖ってるとか、お褒め頂くことありますが、

 

ほんとうは人一倍、

環境に影響されるタイプだと思います。

すぐに周りの色に染まってしまいます。

 

だからこそ、 いま心地よくなってきたここから飛び出して、

なんか挑戦しないと!

 

そういう漠としたエネルギーで、

まじめに英語の勉強を再開しました。

 

 

ありがたいことに、いつも人に恵まれています。

 

映画学なるものを専門にしている素晴らしい先生と

出会って、ゼミに入りました。

 

映画を読み解く、これがとにかくおもしろかったのです。

先生の講義のレポートを英語で書きました。

 

初めての英語論文タイトルは、

How the Pocahontas myth should be treated?

 

ネイティブアメリカンを象徴する逸話、

ポカホンタスの表象について、

95年のディズニー映画と、05年テレンス・マリックの映画を比較したものです。

 

好きなテーマだから、多少しんどくても踏ん張れました。

 

出来はというと、

論理的にもがばがばで、稚拙な英語で、

とても読めるもんじゃないんですが、

 

とにかく努力を褒めてくれて、

アイディアをおもしろいと言ってくれる、

スーパー優しい先生のおかげで、

 

英語で文章が書けるぞと、自信になりました。

 

ありがたい…!

 

他にも、

ネイティブの教員と少しずつ距離が縮んできたこととか、

絵本の翻訳プロジェクトに参加したこととか、

 

点数じゃない世界で、

英語へのモチベーション、留学へのモチベーションを

つみきのように積み上げることができました。

 

これがすごくよかったです。

 

目に見える結果で勝負しようとすれば、

上には上がいて、きりがないけれど、

 

英語ができれば人の輪がもっと広がる知らない世界を見られる

こんなモチベーションにシフトしていきました。

 

 

2年生の10月に、交換留学派遣枠に応募しました。

 

 

そして2019年3月6日、ついに日本を飛び立ちます…🌠!

 

 

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次は、留学の1年間についてお話ししたいと思います!

本当の意味で、井の中の蛙、大海を知る、

~ドイツ留学編~です!

 

また読んでね☆